第4回 アイキャッチャー

<目線を誘うもの>

書店の雑誌類のコーナーに行くと、とにかく、顔、顔、顔と、モデルさんや芸能人の方の「顔」が表紙になっているものがたくさん並んでいます。

何故、表紙を「人の顔」にするかというと、それが一番人間の「目を引く」からです。人の目をひくもの、視線を捉えるものを「アイキャッチャー」と呼ぶのですが、このアイキャッチャーで一番強い力をもっているのは「人の顔」です。

「人の顔っぽいもの」を見ると、人間の目がそちらに引きつけられてしまう、という人間の生理が「心霊写真」などを産みだしてしまうこともあるのです。

<アイキャッチャーとしての色>

色にも、アイキャッチャーとしての力があります。
日常の中にも、スーパーなどの「2割引」「激安」などのPOPの類は赤い色がよく使われますが、これは赤い色にアイキャッチャーとしての力があるからです。
道路標識も、優先度の高い内容は、赤のものが多いのは、目に入りやすいという大きな理由があるからです。

<インテリアの赤>

インテリアの中で、赤、というのはなかなかに難しい色でもあります。
とても「目立つ」からです。

少量の赤でスパイスを効かせる、というのであれば、すぐにも主役になれる色ですから、その役割を十分に果たしてくれるはずです。

赤は、無条件でビューポイントになる色です。インテリアに赤を取り入れる際には、「目立たせる」ことを目的とするならば大活躍しますが、そうで無い場合は、分量や置き場所に注意が必要です!

雑貨などをちょっと飾る時など、赤を少量取り入れるだけで、パッと人目をとらえることでしょう。
ディスプレイは収納にも、目立たせたいものと、目立たせたくないもの、があると思います。目立たせたい、目線を誘導したい場所には、赤はよく効きます!

アズマ レイコ

プロフィール
アズマ レイコ / カラーコーディネーター

2003年に函館でカラーサロンをオープン。パーソナルカラー・パーソナルスタイル診断の他、色彩心理のセミナー、講座を開講。結婚後の転勤で、2007年から札幌での活動を始める。『HappyColorLife』主催。AFT1級カラーコーディネーター。2児の母。

イントロダクション
色彩の知識を、楽しく!わかりやすく!使える形で!お伝えすることをモットーにカラーコーディネーターとして活動しています。色彩は生活に密着した、生活を彩る要素です。このコラムでは、生活に役立つ色彩のマメ知識をお届けできればと思っています。楽しく賢く色彩のパワーを利用してみましょう!

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