第11回 青でダイエット?!

20130723青でダイエット?!

「『青いふりかけ』をかけると、セロトニンが分泌され、食欲が減りダイエットに効果的」という話題を、テレビでみかけたことがあります。薄着の夏。ダイエットは多くの女性のテーマでもありますが、今回は色と食欲のお話しです。

紫のスープ

今をさかのぼること@@年。
旅行前に、いただきものの紫キャベツを消費しなくてはならない、という状況で、「効率よく野菜を食べられる料理」としてスープを思いついた私は、何とも言えないビビッドな紫色のスープを完成させてしまい、当時新婚の夫に、「大変申し訳ないが、どうしても食べられない」と謝られたことがあります。後にも先にも、夫が「食べられない」と言ったのはあの美しい紫いろのスープだけです。
あの感覚は、食べ物と認識できない、というのが一番しっくりくる表現だったと思います。

面積の問題

その経験を踏まえると、「青いふりかけ」がかかっていたら、それはもう食欲を無くすだろう、ということは容易に想像できます。
ただ、「青いふりかけ」の説明として「セロトニン」を持ち出す必要があるかというと、若干疑問が残ります。色彩で内分泌系に影響を与えるには、視界にある程度の面積でうつる必要があります。
ご飯の上の「ふりかけ」程度では、単純に「青いご飯」を、脳が食べ物だと認識出来ないという理由の方が、相応しいように思います。

青いテーブルウェア

食欲を減退させる、という点ではランチョンマットや、クロスを青くする、というのはある程度の効果が期待できるかと思います。
ドカ食いを防止したい方には、よいかもしれません。
ただ、食欲をなくすより、食事の内容を見直したり、少量を綺麗に盛りつけたり。楽しく食べた分は運動で消費する。という方向の方がヘルシーで前向きな「ダイエット」のように感じられますが、いかがでしょうか?
青いご飯を我慢して食べるより、少なくても普通のご飯を味わって食べる方が、「セロトニン」に期待するよりも心穏やかに食事が出来るような気がします。

アズマ レイコ

プロフィール
アズマ レイコ / カラーコーディネーター

2003年に函館でカラーサロンをオープン。パーソナルカラー・パーソナルスタイル診断の他、色彩心理のセミナー、講座を開講。結婚後の転勤で、2007年から札幌での活動を始める。『HappyColorLife』主催。AFT1級カラーコーディネーター。2児の母。

イントロダクション
色彩の知識を、楽しく!わかりやすく!使える形で!お伝えすることをモットーにカラーコーディネーターとして活動しています。色彩は生活に密着した、生活を彩る要素です。このコラムでは、生活に役立つ色彩のマメ知識をお届けできればと思っています。楽しく賢く色彩のパワーを利用してみましょう!

バックナンバーはこちら