第3回 暮らしを楽しむためのお片づけ

片付け・整理”という言葉を見聞きすると、「やらなくちゃ」とか「片付け苦手なんだよな・・・」と、後ろめたく思われる方もたくさんいらっしゃると思います。 働いているママや小さいお子さんをお持ちのママなら尚更のこと。
特に、近頃はテレビや雑誌などで取り上げらける機会が増えましたので、収納に関する情報もあふれています。実は片付けとは本来、何かの後始末をすることではなく、「次に新しく始めるコトのための準備作業」なんです!もっと片付けを簡単に・身近なモノにしませんか?自分に合ったお片付けを見つけて、暮らしを楽しみましょう!

20130131_01自分にあった片付けってどんなコト

インテリア雑誌をみたり、可愛い雑貨を見つけたりすると女子は、やっぱり心ときめいちゃいますね♪こんなキッチンだったら、毎日のお料理の時間もワクワクしそう!!
なーんて夜中にネット検索・収納用品を調達し、あれやこれや、ひっくり返して夜通し片付けをしてみたものの、なんだか使い勝手がイマイチだったり。片付けた時はスッキリするのに、またすぐに、モノに埋もれた探し物の多い生活に戻ってしまったり・・・。
せっかく時間もお金も使ったのに「しっくりこない」そんな、あなたは、まず「あなたに合った片付け方法」を考えてみましょう。

理想の暮らし

自分に合った片付け=無理なく続けられる方法ということ。まず、片付けられている状態とは「どういう状態ならOKなのか」ということを自分目線で考えてみるコトが大切です。
目標と現実にギャップがあれば、これを修正する作業=片付けをしながら、おうちを整えていきます。
目標が片付けではなく、あなたが求めている「理想の暮らし」を叶えてくれる方法を探すのがポイント。

  • 子供ともっとゆっくり向き合う時間が欲しい
  • 独身の時のように♪とは言わないけれど(笑)自分時間もあったらいいなぁ

漠然とだけど、こんな生活が理想と思い描いたら、家事効率を上げるために①動線考えた配置にする②作業を簡単にするためにモノの数を最小限にする③使うモノを使う場所の近くに纏めて収納する。など、問題を解決する方法が見えてきます。

1日5分でOK!!

★1日5分でできることからスタート
☆1日5分・小さい場所から「使っている・使っていない」をコツコツ分けて整理をする
☆1日5分・夜寝る前に床のモノを元に戻すリセットタイムを実行する
☆1日5分・いつもバラバラなモノ達を一緒に使うもののグループにしてみる

暮らしに休みはありません。毎日できなくても、できる方法を見つけて続けることが長く続けコツ。慣れてきたら「週末リセット」だけでも片付くようになります。
日々、リセットができていれば゛朝に前日の後片付けから始める時間が省け次の作業へもスムーズに進めます。スッキリ片付いている空間は、気分もシャッキリ気持ちがいいすね。

米村 大子

プロフィール
米村 大子 / ハウスキーピング協会認定 整理収納AD・宅地建物取引主任者

2008年12月宅建取得・2010年9月整理収納AD1級取得。働くママとして効率よく・心地よく暮らすためのお片付けを提案2011年より整理収納ADとして活動開始。個人のお宅にお伺いし、一緒にお片付け作業をする整理収納サービスや「子どもの発達過程とお片付け」・冬休み企画「ママと子どもの机のお片付け講座」・暮らしスッキリお片付けレッスンも定期開催中!! 17歳と14歳 2娘の母。さぁトークだよ!! 「節電とお片付け」放送、Blog「札幌♪お片付けと暮らしのアドバイス

イントロダクション
暮らしを楽しく!!家族・生活・子育て それぞれ別に見えるライフサイクルも暮らしというキーワードで繋がっています。毎日を心地よく暮らすために各テーマ別ではなく同じ視点でモノとココロの整理してみましょう。高い収納用品も裏ワザも便利グッツもいらない整理収納であなたも理想の暮らしを手に入れてみませんか?ひとりひとりのライフスタイルにあったお片付けのシステム作りのお手伝いをさせていただいています。