第1回 キッチンスペシャリストとは

はじめまして。皆さんは「キッチンスペシャリスト」って資格あるんだ?とビックリされた方も多いかと思います。今回は「キッチンスペシャリストって?!」の”はてな”から、始めたいと思います。

キッチンスペシャリストとは

住まいの「心臓部」であるキッチンを、お客様の要望やライフスタイルに合わせて、コーディネートし実用的で快適な空間づくりを提案・提供する専門家。
つまり、キッチンの設備機器についての専門知識をもちキッチンの空間構成についてお客様からのニーズに的確に対応し相談に応じるスペシャリストです。キッチンスペシャリストの資格は現在、公益社団法人インテリア産業協会 が試験を実施、認定しています。

キッチンの役割の変化

ライフステージの変化に伴って、生活スタイルも進化し、昔は、住宅の北向きに孤立した空間だったキッチンは、食事作りの作業だけでなく、家族や友人とコミュニケーションをとったり、小さい子どもをそばに置いての作業場所となりました。また、女性が仕事をもって社会進出するようになると、 「ながれキッチン」という言葉ができたように、食事の支度をしながら別の家事を行う、見たいテレビを見る、など多機能空間としてのキッチンとなり リビングや水廻り空間である洗面所などとのつながりも深く関わってくるようになりました。そして、換気、照明、臭い、ゴミなどの衛生管理といった、環境の問題もすべて含まれる場所でもあります。キッチンの設備機器(IHヒーター、食器洗い乾燥機、ガスコンロ等)の機能も日進月歩で半年とたたず新製品がでてきています。

ひとり一人に適切なキッチン空間とは

それぞれの生活も身体寸法も異なります。そこで、自分の生活スタイルにあったキッチンスタイル、身体寸法にぴったりの動作空間を知ることで、毎日の作業がスムーズに行え身体的負担も軽減されます。
そのためキッチンのデザイン性、使い勝手、がよく機能的で合理的な空間としてのキッチンは住空間の幅広い知識をもった専門家が必要になります。

ララプラスキッチンを立ち上げた理由

一人で子ども二人を育てていくため、メーカーで水廻りのショールームに勤務して、たくさんのお客様と接して、お客様の夢であるキッチンを一緒にカタチにするうちに、男性営業マンには実感として理解できないことも、主婦の立場で生活実感を共有できお客様に大変喜ばれたことがきっかけです。女性の見方&味方で、快適なキッチンつくりのお手伝いをさせていただき、ココロもスッキリ!キッチンにたって、ルンルンしたおかあさんの笑顔から家族が楽しくハッピーに暮らせたらわたしも幸せです。そんな想いがあって、キッチンスペシャリストの専門資格をもって、全国初のキッチンアドバイザーとしてお役にたっていきたいと思っています。

→Blog「キッチンアドバイザーのミセスのミカタ」

阿部 美子

プロフィール
阿部 美子 / キッチンスペシャリスト

専業主婦を経て二人の子どもを一人で育てながら 水廻りメーカーのアドバイザーとして約10年、従事。「キッチン」の奥深さと魅力に惹かれ、キッチンスペシャリスト資格、(社) 日本ライフスタイル協会北海道唯一のリビングスタイリスト講師、CS(顧客満足クレーム対応)スペシャリスト 日本実務能力開発協会認定コーチの資格取得。(社) 日本デザイン学会 鈴木 昇氏に師事。「Happyキッチン講座」「リビングスタイリスト講座」「キッチンお悩み相談室」を随時開催。「お悩み解決!ココロもスッキリ!快適なキッチンから始まる楽しい暮らし、家族の笑顔を応援します」をコンセプトに始業。ララプラスキッチン代表。

イントロダクション
毎日つかうキッチン空間だからこそ気持ちよく心地よい空間でありたい。おかあさんのニコニコした顔から家族の安心が生まれます。おかあさんがいつもルンルン♪お料理をつくってルンルン♪おかたづけができる、そんな暮らしのヒントを女性のミカタ(味方&見方)で お伝えします。→Blog「キッチンアドバイザーのミセスのミカタ」