第15回 ウォールステッカー

私が10年前に”ウォールステッカー”を知ったのは、雑誌で紹介されたパリのお店でした。日本にはまだ”ウォールステッカー”なる物はなく、「ステキ!すぐ欲しい!!」とパリの地図を広げました。(買いに行っていませんが・・・)
今、インターネットですぐに買う事ができる楽しいインテリア商品になりました。価格は1枚1000円位からあり、品物の数もとても多いのにおどろきます。

壁紙を貼り変えるのは大変ですが、ステッカーなら気軽に気分を変えることができますね。
右の写真は自宅の時計が壊れてしまい「今度は時計付きウォールステッカーにしてみましょ」と先日娘と二人で貼りつけてみたモノです。

ウォールステッカーは手軽ですがその半面どんな図柄を選べばいいか迷ってしまいます。また、価格が安いのはありがたいのですが全体的にマンガっぽく、色も単純な物が多いと感じます。その膨大な商品の中から生活空間に合う物を選ぶコツは色です。大人っぽく仕上げたいならベージュやウォームグレー(暖かみのあるグレー)といったステッカーが際立たない色を選ぶ事をおすすめします。柄が多少大胆でも空間に馴染んでくれる事でしょう。
「張る壁がない」とおっしゃる方は天井を見上げて下さい。天井から壁にかけてのコーナー張りもおもしろいですね。


ステッカーですので粘着性のあるシートを張るわけです。
シートによっては粘着力が強くて、はがす時に壁紙を傷めてしまう商品もありますので気をつけて下さい。


川岸 敦子

プロフィール
川岸 敦子 / 二級建築士

短大卒業後、コンビニエンスストア本部に入社。インテリアの仕事をめざして退社後、町田ひろ子インテリアコーディネーターアカデミー小樽校に入学。インテリア関連の会社を経て1991年に独立。母校にて、コーディネーションの講師を務めながら、戸建住宅、マンション、ホテル等のインテリアデザインの仕事に従事し、1997年インテリアデザイン会社 有限会社ブランを設立。住宅、マンションのモデルルーム、医療関係のインテリア等に携わる2001年 二級建築士を取得。小学3年生の子どもを持つ母親でもある。

イントロダクション
昨年末、事務所の引越しをしました。11年間ため込んだ、物・物・物の数々を整理しながら、次の場所では自分の為に空間を作ろうと決めました。一番最初に考えたのは、仕事をする時の”ここち良さ”。機能性はもちろん、美しさを前提に。インテリアという自分の仕事を見詰め直す、いい機会でした。このコラムでは、皆さんと一緒に”ここち良さ”を考えて行きたいと思います。

バックナンバーはこちら