ストレスレスに結ばれたLDK

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ストレスレスに結ばれたLDK
築32年・2世帯仕様の夫の実家を受け継ぎ、家族4人の家に。グレード感と満足度の高さはリフォームなればこその産物でした。

[ 札幌市 Nさん邸 ]

ご家族構成 ご夫婦+お子さま2人
完成 2012年10月
設計・施工 土屋ホームトピア

建て替えか、処分か、リフォームか

空き家になった築32年の家をどうするかについては、いろいろ選択肢がありました。取り壊して新しく建て直すか。土地も含めて処分するか。リフォームするか。息子たちが独立した後の将来的なことも含めて考えました。

まず、広さは、わたしたち夫婦2人で過ごすのにこの家は十分です。金銭的な面では、負担が一番かからなくて済み、その分、新築より優雅に暮らせるのがリフォームだと判断しました。依頼先は夫の考えで、新築時と同じ系列会社の土屋ホームトピアさんに決めていました。

実は夫は一級建築士なんですが、プランについてはお任せしようと最初から考えていて、わたしの好きなようにしていいよ、とも言ってくれていました。

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照明や壁のデザインも古めかしかった以前のリビング。正面の壁を抜いたリフォーム後は一段下のDKまで見通しよく、まるで別空間。
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引き戸で仕切られていた玄関も広くなって、収納も充実。
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玄関は以前の上がり口が高めだったので1段低めの段をプラスして脱ぎ履きをしやすく。
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玄関ドアも温かみのある木調の断熱ドアに変更。

壁をなくして、明るく開放的に

部屋数はもともとが2世帯仕様なので十分。

ただ、昔の間取りですから、小さめの部屋が多く、ダイニング・キッチンが閉塞的で北側にしか窓がなくて暗かったり。ガレージ上にあるリビングへも、いったん玄関ホールに出てから階段を半階分上がらないと
行けなかったり。そんなストレスが多く、生活しにくい造りでもありました。

ですから希望の第一は、不要な壁を全部取り払いたいということ。おかげさまで気持ちよく見通せるようになりました。レモンイエローの対面キッチンも希望どおりで、明るい気分で過ごせて満足しています。

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以前は窓も小さく壁に囲われ閉塞的だったキッチン。リフォーム後は見違えるほど明るく開放的なLDKに。
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キッチンの隣にあった和室の壁も取り払い、広さと明るさとスムーズな動線を確保。
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以前は手すり部分が壁で圧迫感があった階段も、オープンスタイルで軽やか。
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壁紙にもこだわった、お気に入りの1階トイレ。

DKはポップ、リビングはモダンテイストで

LDKが一部屋のように仕切りなく開放的につながっていても、ダイニング・キッチンとリビングの間に半階分の高さの違いがあるので、ちょっとした切り替えができるのがいいですね。

内装のテーマも、ダイニング・キッチンはポップ、リビングはモダンと決めて、色やデザインを選んでいきました。以前は賃貸のマンション暮らしだったので我慢をしていた部分が多くありました。

その反動ではないですが、今回は家具も全部この空間に合うように新しくして、統一感をもたせています。このLDKはとても気に入っていて、日中はここにいることがほとんど。趣味で習っている水彩画はこのダイニングテーブルで、洋裁をするときはリビングに布を広げてと、わたしの好きに使っています。

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レモンイエローを基調色に、ポップなインテリアのDK。
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リビングはモダンでグレード感のあるインテリアに。窓の向こうはサンルーム。
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リビングに隣接したサンルーム。物干しやエクササイズに利用。
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照明や家具は新居に合わせて、今回そろえました。

ママ住まからの質問

Q.
リフォームしてよかった点は?
A.
経済性、豊かな生活。
活かせるものは活かすのがリフォームなので、やっぱり経済的ですね。新築なら予算的に諦めることになっただろう、と思うような設備のグレードアップや建材のランクアップが行えました。いまのリフォームは新築と同じくらいレベルが高いし、同じ費用で、より豊かな生活が得られるのが一番の魅力だと思います。
Q.
事前に準備したことは、なに?
A.
図面、雑誌の切り抜き、開放的な階段のイメージ。
夫が建築士という仕事柄、この家の現状をできるだけ正しく知っていただくのがいいだろうと、平面図以外の図面(編集部注:立面図、展開図など)も最初の段階で用意していましたね。あとは、わたしのイメージを伝えるための雑誌の切り抜きでしょうか。特に階段のイメージは譲れない部分でもあったので、いろいろ検討しました。
Q.
内装はどのように決めていった?
A.
ショールーム、サイズの大きなサンプル。
ダイニングの床はオフホワイトのフローリングにしましたが、プランナーの方と一緒にショールームに行って決めました。ショールームには多いときでプランナーの方と1週間に3回。それ以外にも、わたし一人で行っていました。楽しかったですよ。壁のクロスなどは小さなサンプルだとわかりにくいからと、候補を絞った段階で大きなサンプルを取り寄せてくださって。土屋ホームトピアのスタッフの方は、女性・男性・職種にかかわらず、みなさん話しやすい方ばかりで、何でも相談できたのがよかったと思います。
Q.
LDK以外で気に入っている場所は?
A.
1階のトイレ、サンルーム。
1階のトイレは広くて、壁紙もこだわって選びました。お掃除もラクで、何より一番気に入っている場所かもしれません。サンルームはもともとあったもので、取り壊してバルコニーにする案も出たり、かなり悩んだ部分です。結果的には窓を1つ増やして、日当たり効果をアップ。洗濯物干しのほか、ランニングマシンやマッサージチェアを置いた健康器具エリアになっています。
Q.
マンション生活と大きく違う点は?
A.
広さ、収納量、新しい趣味、来客。
引っ越し後しばらくは、空間がありすぎて、一人でいると少し寂しい感じでした(笑)。いまは全然快適ですけれどね。マンションだと収納も少ないので、なんだかコチャコチャしてましたけれど、ここは収納も十分。余計なモノを外に出すことなく、すっきり清潔感のある暮らしができています。あと、暮らしの変化という意味では、夫が日曜大工をするようになりました。それと、息子が友だちを家に呼ぶようになりましたね。わたしも、ときどきこのダイニングテーブルで、お友だちとおしゃべりしています。

取材に伺ったママ住まサポーターの感想

ママ住まサポーター 田中真美
レモンイエローのキッチンが明るく元気な印象のNさんのお宅。時計も同じイエローで統一されていて、奥さまが空間づくりやインテリア選びをとても楽しまれた感じが伝わってきました。特に、対面キッチンのダイニング側の収納が圧巻。「ダイニング側に収納があると楽しいでしょ」と奥さまがいうように、引き出しの取っ手の数の分、おもちゃ箱があるような、ちょっとしたワクワク感がありました。ガレージの上にリビングが配置された家は結構あると思いますが、こうやって壁を壊して、スキップフロアでつなげるというのはすごくいいアイデアだと思います。築32年の家が、今風のモダンなスキップフロアのある家に変わるというところに、リフォームの素晴らしさと可能性を感じました。






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