ママの洋服がちびっこパンツに変身!

#33 ママの洋服がちびっこパンツに変身!

ここ何年も着ることのなかった自分の服で、子供のパンツを作ってみました。いらなくなった服を使うから経済的だし、ほどよい”クタクタ感”が子供のやんちゃな動きもカバー。不器用な私も1時間ちょっとで完成した、簡単リメイク術を紹介します。

使ったのは、大人用のシャツと8ミリ幅のゴムテープ(長さは約77センチ/ただし、お子さんのサイズによって長さは変えてください)、糸は普通生地用を使用しました。

生地になるのは、存在すら忘れていた私のボーターシャツ

子供が現在履いているパンツを重ねて型紙代わりにしています

まず、袖部分に子供のパンツ(100センチ)を重ねます。

股下とウエストのところに待ち針をうち、目印を付けます。ちなみに今回は、股下に黄色の待ち針、ウエスト分には緑の待ち針をうちました。

ウエスト部分に印を付けます

ウエスト部分(写真でいうとメジャーで19センチ部分)にメジャーを当て、そこからプラス5センチの部分(写真の24センチ部分)にチャコペンなどで線を引きます。

黄色の待ち針から、指の部分まで結ぶように印を付けます

チャコペンで印を付けたウエスト部分にメジャーを置き、18センチの所(写真では、指をさしています)と股下部分となる黄色の待ち針まで曲線を描くように線を引きます。

これで、右側のパンツ部分となる生地に印が付きました。同様の手順で左側の袖にも子供のパンツを置いて印を付けます。

これが裁断した生地。後ろ身ごろは、ウエストを4センチ高く切っています

両方の袖に印を付けたら、前身ごろ(大人用シャツでいうと前側の生地)を印に合わせて裁断します。ただし、後ろ身ごろは(大人用シャツでいうと背中側の生地)、ウエストの高さを前身ごろよりもプラス4センチ余裕をもたせて裁断します。

いよいよミシンの出番。ジグザグ縫いで前後股下を縫い合わせていきます。ただし、ウエストゴムの入り口となる前身ごろは、最後まで縫わず上を4センチほど残します。残した部分は5ミリくらい内側に折り返し直線縫いをします。

前身ごろは左右の生地を最後まで縫わず、ゴムを通す部分を作ります

次は、ウエスト部分の生地を下に2センチほど折り返しジグザグ縫い。最後にゴムを通せば完成です!

これが出来上がったパンツ

■まとめ

子供の服を型紙の代わりにするので、時間がかからずさっと作れます。洋服を捨てるのにもお金がかかるご時世、ぜひ、自分の服でお子さんの洋服を作ってみませんか?

サポーター/まるみ
夫と3歳の息子の3人暮らしです。趣味は寝ることと、本屋さん巡り。
野球はそれほど詳しくないのですが、野茂英雄の大ファンです。