第3回 風水を取り入れる際のポイント

風水というと、赤や緑・黄色などを使って壁を塗ったり、あやしい風水グッズを置くことと思っている方がまだまだ多くいます。「えっ!?違うの!?」と心の中で思ったママさん!!そう!!あなたです!!(笑)占いやおまじないではなく、れっきとした”学問”だということを、声を大にして言いたい今日この頃です。

さて、今回は風水を取り入れる際のポイントについてお話していきます。私の空間デザイン風水は泥臭~い風水グッズを使わずに、照明や、植物、水、色、形、自然素材で、もっとステキに風水の智恵を暮らしに取り入れるというものです。私が住宅を設計する際に心がけていることや提案していることを、こっそり紹介しちゃいます。これから建てるという方や、リフォームしたい方も「飛星風水のココがポイント!」の図を参考にして下さいね!(図上にある間取りは、私の手がけたモデルハウスの例です)

ポイント1:バランスとハーモニー

  • 環境を無視した建物にならないよう、方角だけに固執しない。
  • バランスとハーモニーが何より大事。調和のとれたデザイン性と、バランス(陰陽・五行)のとれた居心地のよさを追求し、現代のライフスタイルにふさわしい、見た目にも心地よいおしゃれなトータルデザインやコーディネートを追及する。

ポイント2:間取りを重視してデザインする

  • 玄関の方位・位置は重要
    経済・金運,繁栄運にも影響するのが玄関。低迷したり、何をやってもうまくいかなかったり損失・倒産・病気・事故などを引き寄せないようにしなくてはなりません。玄関・リビング玄関など重要な場所は、風水の幸運のエネルギーがある場所にレイアウトし、正しく活性化させる必要があります。寝室も人間関係や健康に影響するので、幸運を呼び込む寝室の位置にします。(実際住宅の設計を提案するときには、家族それぞれにふさわしい部屋のデータ分析をもとに、設計図面の段階から、プランの提案しています)
  • 不運の場所は、水周りや収納などを配置したりするなど対策を。
    和室との間仕切りを障子ではなくて、あえてポリボネートを使用したりもします。

ポイント3:おしゃれで 居心地よく温かみがある空間設計を

  • 住み方しだいで自由にアレンジできるようストレスの無いシンプルな設計に。
  • どんなスタイルでも、どんなデザインでも、幸福感に包まれ、温かみのある、居心地のよいインテリアデザインであることを意識した設計を。
村上 ゆうこ

プロフィール
村上ゆうこ / DESIGN風水

三越・西武・LOFTなどデパートを中心に商業施設でのディスプレイ畑を15年間。 ニューヨーク(NY)仕込みのデザイン&ディスプレイセンスを活かし、 インテリアデザイナーの夫とともにパルスデザインを設立(1997)。店舗・ホテルなどの設計デザインを始める。 北海道で唯一のVMD研修・指導者・空間デザイナー・インテリアデコレーターとして、セミナー講演や専門学校講師なども勤める。現在「DESIGN風水」を取り入れた住宅・マンションなどの住空間の新築・リフォーム事業もスタート。

イントロダクション
15年間に渡り、デパートや商業施設のディスプレイを経験。その後、ニューヨークでの経験を活かし、インテリアザイナーの夫と共に、店舗やホテルの設計デザインを手がけてきました。8年前から風水の勉強を始め、現在、空間デザインと融合したオリジナルの風水の提案をしています。このコラムでは、風水の基本的なイロハから、ご家庭でも気軽に取り入れられる方法の紹介、また、メルマガ会員さんからのお悩みに答えるQ&Aなどの企画もやっていきたいと思っています。私も皆さんと同じように、子供を持つママですので、生活に密着した情報を発信していけるよう、頑張っていきますね!