第2回 年末年始ノートの作り方

11月の声を聞くと一気に気温も下がる北海道。
そろそろ年末年始に備えて「大掃除」なんて言葉もチラホラ。

「大掃除するぞー」と構えるとかなり気合が必要だったりしませんか?大掃除=住まいやモノに一年間の感謝と新年を迎える準備 という気持ちを込めて綺麗にお掃除するという意味があるそうです。
行事として家族で行う大掃除は残しておきたいけど、家中の大掃除を年末の忙しい時期に一気には大変な作業ましてや北海道は雪の季節で屋内外での水作業は手が凍るほど冷たくなります。

あれもコレも やらなくてはいけないと思うと 思っているだけでストレスになるもの。
今年は、この時期から年末年始の段取りを1つずつリストアップする【年末年始ノート】を作って思考の整理をし、年末にゆったり お正月を楽しむ時間の余裕を満喫してみませんか?

お手元にあるノートにササッと書きながら あなたの頭の中を整理していきましょう!!

【年末年始のリスト表の作り方】

  1. まず 皆さんが 毎年行っていることを箇条書きにしてみましょう。
    例) 年末 クリスマスの向けての準備
    年賀状の作成リスト
    年末の最終ゴミの日の確認
    贈り物
    大掃除
    年末年始の買い物リスト
    例) 年始 年始のご挨拶先リスト
    初売り
    自分時間の楽しみ方
  2. この中から詳細を1つずつ書き出していきます。上記の(大掃除の日程)を大項目から小項目へ細分化させていきます。場所別に項目を作ります。
    窓ふき リビング・寝室・子供部屋・その他
    レンジ掃除 表面・パッキンの洗浄・内部の清掃
    お風呂場 浴槽・洗い場・イス・桶などの用品・給湯器の空気吹き出し部分
    トイレ 便器・天井・床・トイレ用品・サーキュレーター部分
  3. 細分化した部分に優先順位をつけていく
  4. カレンダーに記載して順番通りに作業する

ここで大切なポイントは自分がしたいことと年末まで残っている時間に優先順位をつけて予定を組むということです。平日お仕事をしているのに土日に朝から晩まで大掃除の項目を入れてはいつもの生活ができなくなるので×です。そうではなく、毎日の生活をしながら、できるだけ空き時間に出来る項目を ゆとりを持って入れていくのがポイント!!

一日に【お風呂掃除】の大項目全ては無理ですが小項目の浴槽だけ、洗い場だけならできそうですよね!!

このリストの作り方は【お片づけ】のリストを作る方法と同じです。一度に全部をひっくり返してお片づけをすると あとでりバウントしやすくなりますが、少しずつスケジュールを立ててお片づけすると、自分に向いたお片づけの方法を知りながら少しずつ片付けていけます。

大掃除の時にモノの整理をするのもいいですね!!
今年、一回も使わなかったもの・・・来年は使うでしょうか?
そんな事も考えながらモノと向き合いスッキリとした新年を迎えたいですね!!

大掃除に活躍の洗剤も○○専用でなくても良いものもあります。
数を減らすだけでモノの量を減らすことができ、片付ける手間・保管場所も少なくて済みます。
お片づけの第一歩は自分に必要なモノを見極めること!!
あなたはどんな暮らしをめざしていますか?

【年末年始ノート】は来年もバージョンアップして使えます!!
我が家は年末年始の段取りはほぼ同じスケジュールです。
ノートに記載しておくと「去年の段取り」と比較することができて
予定していたけど出来なかったこと→今年は時間に余裕を持とう!!
去年の好評だったレシピ→今年も作ってみよう!!
のようなアレンジも自由自在。

毎年 年末年始が楽しくなります。
暮らしを楽しむお片づけ!! 楽チンでハッピーになれる小さなコツです!!

米村 大子

プロフィール
米村 大子 / ハウスキーピング協会認定 整理収納AD・宅地建物取引主任者

2008年12月宅建取得・2010年9月整理収納AD1級取得。働くママとして効率よく・心地よく暮らすためのお片付けを提案2011年より整理収納ADとして活動開始。個人のお宅にお伺いし、一緒にお片付け作業をする整理収納サービスや「子どもの発達過程とお片付け」・冬休み企画「ママと子どもの机のお片付け講座」・暮らしスッキリお片付けレッスンも定期開催中!! 17歳と14歳 2娘の母。さぁトークだよ!! 「節電とお片付け」放送、Blog「札幌♪お片付けと暮らしのアドバイス

イントロダクション
暮らしを楽しく!!家族・生活・子育て それぞれ別に見えるライフサイクルも暮らしというキーワードで繋がっています。毎日を心地よく暮らすために各テーマ別ではなく同じ視点でモノとココロの整理してみましょう。高い収納用品も裏ワザも便利グッツもいらない整理収納であなたも理想の暮らしを手に入れてみませんか?ひとりひとりのライフスタイルにあったお片付けのシステム作りのお手伝いをさせていただいています。