20坪台の土地に建つナチュラルハウス
20坪台の土地に建つナチュラルハウス
交通至便で公園も近い希望の地域で見つけた小さな土地。ビルダーとの息もぴったりに、自然な素材感に包まれた住まいができました。
[ 札幌市 Jさん邸 ]
ご家族構成
ご夫婦+お子さま1人
完成
2012年11月
設計・施工
やまもく
ネットでみつけた25坪ほどの土地
家を持とうと急いでたわけではないんです。ただ、そろそろかなと何となく…。以前はエレベーターのない4階建てのマンションで、子どもをだっこしながら荷物を持って階段を上がるのは大変だなぁ、と思ってましたし、駐車場も離れていたので、いい物件があればと。やまもくさんとめぐり会えたことも後押しになりましたね。私がネットで見つけたこの土地も25〜26坪と小さくて、本当に家が建つのかどうか不安だったんですけれど、やまもくさんがすぐに図面を書いてくれて、思っていたより広さが取れることがわかったので購入を決めました。
外壁のガルバは上品なモスグリーンを選択
平面図 ※クリックで拡大表示
階段下を利用したベビーカーも置けるクロークが便利
希望は、リビングをできるだけ広く取りたいことくらいで、あとはおまかせ。といっても、疑問に思ったことは聞きましたし、図面を見てこうしてほしいと思ったことは伝えました。シューズクロークも、最初は玄関に下足収納のあるプランだったんですけれど、変えてほしいと伝えたら、いろいろ考えてくれて、階段下を利用したベビーカーも置けるスペースを提案してくれました。これ、ホントに便利で。言ってみるもんだなぁと思いました。
縦長の3連窓が表情豊か
キッチンは子どもに目が届く対面式
冷蔵庫横の造作棚は仕切り板の配置も細かくリクエスト
カウンター前のタイルは自ら選んだもの。下の棚も希望して作ってもらいました
ポップ!なピンクの洗面。鏡まわりのタイルや引き出しの取っ手も、自分で探してきました
リビングの床のイメージを、トイレの腰板にもつないで
乾燥室だからといって手を抜かない。床や窓のデザインがおしゃれです
乾燥室の大きなガラス越しの光で明るい2階ホール
壁やカーテンの色選びは楽しくも、ドキドキ
家を建てることになってから、インテリア雑誌をチェックするようになりましたね。タイルや引き出しの取っ手などは私が見つけたものを使ってもらっています。玄関からリビングに入るドアは輸入物でモスグリーンの塗装をかけてもらいました。洗面所のピンクの壁紙は「明るく元気に!」と主人と一緒に選んだもの。2階の子ども部屋の壁紙やカーテンは、1部屋くらい失敗してもいいかって思いつつドキドキしながら選びました(笑)。色選びだけでなく、いろいろな面で家づくりって楽しいなぁと思えましたよ。
ライムグリーンの壁にオレンジのカーテンで、元気が出そうな子ども部屋
もう1つの子ども部屋はさらにポップ。壁紙選びを楽しんだ様子がわかります
寝室の壁はやまもくの提案で漆喰に。収納も充実
階段はリビングの床とは反対に白っぽく仕上げて
リビングのドアは輸入物。ガラスもいいニュアンスです
玄関土間のタイルは色も柄もJさんのセレクト
階段下を利用したシューズクローク。ベビーカーも置けて便利です
ママ住まからの質問
Q.
家づくり成功のポイントは?
A.
土地探しの時点からビルダーが決まっていたこと、社長が同年代。
お願いする工務店が決まっていて、土地も購入を決める前に見てもらうことができたので安心でした。素人にはわからないことがいっぱいだし、ウチの場合も地主さんのガス管が敷地を通っていることがわかって、配管をずらす交渉もしていただきました。あと、社長が同年代で、お子さんがウチの子と同い年だったことも大きいと思います。感覚が近いし、シックハウス対策など同じ親の目線で子どもの住環境を考えてもらえました。
Q.
説明で特にわかりやすかった点は?
A.
3D 画像、塗装の実物サンプル、断熱入りパネルの工場見学。
3D画像を出してくれたので、部屋の雰囲気がとてもわかりやすかったですね。床の色も1回塗りの場合と3回塗りの場合など、実際に使う板に仕上がりと同じように塗って見せてくれたので、選びやすかったです。それと、ウチの壁はウレタン断熱がぎゅうぎゅうに詰まった「スーパーウォール」という気密性の高い壁なんですけれど、工場にも行って作る工程を見せてもらいました。暖房費も抑えられるし、工程を見ているので暖かさの実感が違う気がします。
Q.
打ち合わせでは何が大事?
A.
メモを取ること、臆せず質問すること。
私、打ち合わせのときに全然メモを取ってなかったんです。ウチの場合は意思の疎通がはかれるビルダーさんだったので、あとからの言った言わないがありませんでしたが、関係がそこまでいってない場合には収納の棚の段数など小さなことでもギクシャクのタネになりそうなので、やっぱりメモは取っておいたほうがいいと思います。それと、こんなこと聞いていいのかな?と思うことも質問してみること。私も最初は遠慮がちでしたが(笑)、聞いてよかったと思うことが多かったので。
Q.
やまもくのいいところは?
A.
提案のバリエーション、リフォーム実績も高いこと。
雑誌などで見て「こんなのステキだなぁ」と話すと、ネットでさらに詳しく調べて、さまざまなバリエーションを提示してくれたり、かなり細かい部分までアドバイスしてくれました。それから、リフォーム実績もある会社なので長くおつきあいいただけるし、将来も安心です。
Q.
お友だちや家族にはどこが好評?
A.
無垢材の床、2階の洗濯乾燥室。
友だちはリビングの床がいいね、って言ってくれます。私や夫の母たちには2階の乾燥室がすごく好評です。ここは、最初ベランダに予定していたスペースを、「そんなに広くはいらない」と話したら「こんなのはどうですか?」と提案されたもので、明るいし、ボイラーも置けていいですよ。
取材に伺ったママ住まサポーターの感想
ママ住まサポーター 柳澤あおい
同じように家を考えているお友だちが遊びに来ると、25〜26坪の土地でもステキな家が建つんだ!と、勇気づけられて帰っていくとか。ホント、そのとおり!と思いました。2階には寝室と子ども部屋が2部屋あって、広さも十分。ガラス張りの明るい洗濯乾燥室も魅力的でした。これなら冬も安心だし、何よりあったかな陽射しが贅沢なくらい感じられる。洗濯物がないときは、ちょっとテーブルと椅子なんか置きたい雰囲気でしたね。