Sweet 10 Renovation

【目次】
夫婦と家の中の10年

ここでは、夫婦の10年と家の中の10年を想定してみていきましょう。子どもが増えたり、生活の変化とともに、家の中も変化していきそうです。ママ住まサポーターにも実際の状況を聞いてみました。

最初は賃貸住まい&学生時代から使用したモノの寄せ集め。
  • 交通の便の良い賃貸。独身時代夫婦ともに一人暮らしをしていたので、お互いのものがあふれかえるような状態でした。(Aさん・30代)
  • 計画性がなく、引越しもいきなり決めた為予算がなく、ダンボールを棚にしたり、カーテンはシーツを代用したり…。ひとつひとつ給料日毎に必要な家具家電をそろえていました。今、考えると笑えちゃいます(笑)(Uさん・20代)
  • まだ学生だった主人と結婚したため、当初、彼が1人で住んでいた単身用の分譲マンションに一緒に住み始める。家具も物もほとんどが彼のもの。新調したものといえばベッドとソファくらい。(Mさん・30代)
  • 賃貸のアパート。猫も可の物件。主人・私・猫1匹暮らし。(Sさん・30代)
  • 賃貸マンションに住む。金銭的余裕がなかったので親からもらった食器オンリー。粗品や引き出物のような食器ばかり。(Iさん・30代)
  • 結婚に際して引越し、賃貸住まい。インテリア購入はベッドと一部の家電のみ。共働きだったし、2LDKだったので広さは問題なし。(Hさん・30代)
  • 賃貸の2DK(東京)。家具や電化製品はそれぞれ独身時代から使っていたときの持ち寄りで、新たに一切購入せず。特に大型家具に関しては、将来家を買った時、その家に合わせたものを買えば良いという考えでそのまま4年が過ぎる。一方、食器類や布団、雑貨等、家具以外のものは少しずつ納得のいくものを買い揃えていった。特に食器、寝具にはこだわった。(YUさん・30代)
  • 転勤ありで社宅住まい。お互い学生時代から1人暮らしをしていた家具家電の寄せ集めで、テイストを揃えるどころでは無かったです。(Rさん・30代)
  • いつか家を買った時のために新しい物は買わずに、お互いの一人暮らしでの物を寄せ集めて新生活スタート。(Sさん・30代)
  • 四階建て、2LDKの賃貸アパートの4階住む。二人で住み始める前から主人が先に暮らしていたので、家電製品はそのまま使用。ソファー、ダブルベッド、ダイニングとリビングのテーブルを購入。(MIさん・30代)
一人目の子どもが生まれて環境も変化。
  • 第一子誕生。幸い1階だったので足音などが気にならずに済む。子どもグッズが増え、でもすぐに使わなくなるけれど第二子のことを考えると処分できず収納場所に困る。家の中のカビもひどくて子育て環境に不安。(Aさん・30代)
  • 子どもが生まれ、収納がないマンションでのものがあふれている生活に嫌気がさす。100均雑貨でなんとかしようとするものの、結局は収納がないのでモノが増える一方。(Uさん・20代)
  • 一人目の子どもが生まれ、ベビーベッドを買ったものの、もともと狭かった単身用がもっと狭くなる。とりあえず主人が卒業するまでは我慢。(Mさん・30代)
  • 中古住宅を購入。子どもが生まれる前に私の実家の近くに家が欲しいと思い決めました。(Sさん・30代)
  • フルタイムで仕事をしていたので家の中は片付かずひどい有様。食器は必要に応じて買い足す。(Iさん・30代)
  • 子どもが生まれる。小さいので広さに不満は無いものの、マンションだったので、泣き声などが心配になり、引越しを検討後、新築一戸建て購入。冷蔵庫とテレビを買い換える。(Hさん・30代)
  • 札幌に転勤。2人暮らしだったのでコンパクトな賃貸マンションに。収納が少なくて、2人分の荷物で手一杯でした。(Rさん・30代)
  • お互い忙しい仕事生活で寝に帰ってくるための家。気持ちよく寝られるようベッドと寝具を買い替えた。(Sさん・30代)
  • 上の子が誕生。寝室にベビーベッドを置くスペースが無いので、居間にバシネットを置く。インテリアに凝るスペースもなく、リビングが子供部屋化とし、おもちゃがあちらこちらに。(MIさん・30代)
あまり家に手をかけられない時期。
  • 第二子妊娠発覚と同時に公営住宅に当選。4人家族には手狭になると感じていたのでちょうど良いタイミング。引っ越しついでに不要品を処分。(Aさん・30代)
  • 注文住宅を新築、新居への引越しを機に生活感のないステキな家に憧れ、断捨離生活をするようになりました。収納法のコラムやブログを読みあさり参考に、少しは生活感から開放されています。(Uさん・30代)
  • 二人目の子どもが生まれる。主人の卒業後、勤務先の札幌に引越し。転勤が続くので賃貸マンション暮らし。2000枚以上あった主人の趣味のレコードも10分の1くらいになり、とにかく多かった書物も大半を処分、大きなドラム式洗濯機も処分、なるべく物を減らして引っ越す。転勤が続くことを考えるとあまり高価で一生物のような家具や食器が買えないのでどうしてもその場しのぎの安価な物になってしまうジレンマ・・・とにかく早く定住場所を決め、マイホームがほしいと願う4年目。(Mさん・30代)
  • 長男誕生して、手狭になり職場からは遠くなってもいいから家賃そのままで広い物件を探し始める。同時に、いつかはほしいと思っているマイホームの情報収集を始める。近くに広くて家賃が安いメゾネット賃貸物件を見つけ引っ越し。引っ越しに伴い、食器類を少し入れ替え。色を白で統一させたりした。(Iさん・30代)
  • 4LDKになり、新築なこともあって、インテリアは家電以外新調。部屋が広くなったこともあって、新しい家族計画に踏み出すことに。(Hさん・30代)
  • 第一子出産で、家の収納が飽和状態に。いつ転勤になるかもわからないので引っ越すのを躊躇っているうちに毎日が過ぎていく感じでした。(Rさん・30代)
  • 細々とした物が増え、家の中は整理のつかない状態に…。(Sさん・30代)
  • アパートが手狭なので、二人目誕生前に自宅を持ちたく、家づくりをスタート。そんな中、二人目を妊娠し、お腹が大きくなるとベビーカーを階段で4階に運ぶのが大変でした。部屋の中の変化はほとんどありませんでした。(MIさん・30代)
賃貸から持ち家にシフトする考え時は5年目?
  • 第一子が小学校入学前にマイホームが欲しいと思い始めるが、家賃の安さは捨てきれず、とりあえず頭金を貯めることに。(Aさん・30代)
  • 現在結婚7年目 子どもは3歳半。+猫1匹 11月6日で8年目(Sさん・30代)
  • 次男誕生。(Iさん・30代)
  • 夫が札幌に転勤が決まる。賃貸を引き払う。私は妊娠中で安静を強いられた為、夫にはひとまず単身赴任で行ってもらい、産後しばらくまで実家ベースとした。その後、子どもが生まれて大変な時期が落ち着いてから、ようやく札幌に行く。そのタイミングで中古の3LDKのマンションを購入。(以前住んでいた東京の家に比べると広く感じた為、あまり深く考えず、立地の良さであっさり決めてしまった)(YUさん・30代)
  • ますます物は増える一方。住宅購入を考えはじめました。結婚8年で注文住宅を購入。収納にこだわりました。2人目出産後も、落ち着いてくらせています。(Rさん・30代)
  • 私が仕事を辞め、子どもと家を建てることを視野に入れる。時間に余裕ができ、断捨離生活で家の中がスッキリ!(Sさん・30代)
  • 一年前に注文住宅に引っ越す。二人目誕生。ソファーをもう一台、ダイニングの椅子、テレビ、テレビ台、洗面所のクローゼットを購入。寝室が広くなり、実家から借りてきたシングルベッドと妹から借りたベビーベットと並べ家族4人で寝る。リビング横の和室を子供部屋にしていたので、2階の子ども部屋は客間と物置状態に。インテリアもゆっくりと選ぶ暇がなく、たまたま気に入った絵等があれば購入したり、グリーンを増やしていきました。(MIさん・30代)
機会を作って心機一転。
  • 8年目に三男誕生。三男妊娠中にハウスメーカーと契約し、出産後家を建てる。食器類は粗品を全部処分し、すべて購入したものに変更。(Iさん・30代)
  • 少しずつ家具を揃え始める。ダイニングセット、子ども用品を入れる棚、居間のアクセントとなるチェア等。海外転勤が決まった友人より、ベッドとフロアランプを格安で譲ってもらった。自分とテイストがピッタリだったので、ラッキーであったと思う。小さな子どもが2人いるため居間を広く確保したいと、ソファはしばらく買わずにいた。9年目にようやくソファを購入。子供の成長につれ、家が狭く感じてきた。10歳くらいになったら、子どもそれぞれの個室を与えたいが、どうしたものか。。(YUさん・30代)
  • 子どもが産まれ、家を購入。おもちゃで散らかりながらも、新築なのでまだまだ片付ける意欲がある。この気持ちがいつまで続くかは??(SEさん・30代)
  • 上の子が入学し机とベッドを購入。主人が独身時代から使用していた冷蔵庫と洗濯機も一年前に新調する。子供達の食べ、飲みこぼしも減り、リビングのラグマットを新調。少しづつインテリアも増えてきました。(MIさん・30代)
ママ住まサポーターに聞きました!
Q1. これまでを振り返り、生活を改善する為にどんなことを試みましたか?
  • 簡単に物をしまえるようにカラーボックスなどの整理棚をたくさん買ったところ、ダンナも日々片付けに協力してくれて、使った物を出しっぱなしにすることがなくなった。床に何も散らかっていないので掃除機や雑巾がけをする回数が増えた。(SEさん・30代)
  • インテリアショップに行ったり、インテリアの本は常に読んで情報収集。それまで子どもの遊び場になっていたリビングを、リビングに隣接する和室に移動。自分たちの居場所が明確になったことで、和室で遊ぶように。(YUさん・30代)
  • 家具や家電の買い替え、賃貸から住宅を購入することを検討するために住宅に関する情報収集スタート。新築一戸建てを購入したことでBBQなどを楽しむことが出来た。何より、家が広くなったことで子どもがのびのびと過ごせるように。(Hさん・30代)
  • シンプルイズベストで段捨離を心がけた。子どもが散らかしたおもちゃを自ら片づけるようになった。(Aさん・30代)
  • ネットで収納法や収納専門家のコラムを読み漁り、家具や雑貨の色を「濃い目の茶色」に統一!それ以外は欲しくなっても諦めた。が、「生活感がなくなり、落ち着かない。」と旦那さんに言われました(笑)
  • まず物を減らす!(主人が物持ち)。二人のお気に入りの旅館、カフェ、などに頻繁に行っては、なぜこの場所が居心地がいいのか、とじっくり二人で考えてみたり、常にアンテナを張る。まず物を減らすというのはスペースも増えるし、気分も良くなり、引越し族には費用が大きく変わるので、引越しをきっかけに断舎離をした。そうすることでスペースの確保はもちろん、収納や掃除もしやすくなった。お気に入りの場所に足を運び、二人で話し合うことによって、お互いの好みもわかるし、将来のマイホームの具体的な像も見えてくるようになった。(例えば置いてある家具はもちろん、間取りや材質の質感まで)すぐに試せる些細なこととしては、食事の際の大皿を見て、「こういうのいいね」と共感したら同じようなものを買いに行ったり、似たようなものを作ったりすることにより、「好みのものに囲まれて暮らす=居心地のいい空間」暮らしに徐々に近づけている。(Mさん・30代)
  • 物が多く溢れかえっている。特に子どものもので大変なことに・・。幼稚園へ通い始めたら収納を頑張ろう、自分の着ない服など処分しようかな、と模索。旦那も家中に子どものものが溢れていることに諦めている・・・。(Sさん・30代)
  • 引っ越しして、広い場所に移動した。収納がどんどん増えて、夫婦の趣味である収集物が収納できるのでどんどん増えた。(Iさん・30代)
  • 家具や家電の買い替え、賃貸から住宅を購入することを検討するために住宅に関する情報収集を行った。新築一戸建てを購入したことで、それまでは難しかった、のびのびおうちでプールや、BBQなどを楽しむことが出来た。何より、家が広くなったことで子どもがのびのびと過ごせるようになった。(Hさん・30代)
  • ソファを購入した理由は、居間が子どもたちのおもちゃでごった返し、収集がつかなくなったから。出来れば居間に隣接する和室には何も置きたくなかったのだけど、そうも言ってられず、思い切って子ども部屋として整えた。(子どもの絵本&よく使うおもちゃ&園グッズ等を収納する棚を置き、カーペットを敷き、お絵描き用の小さなテーブルとイスもここに設置。)居間は居間としてすっきり使うようにした。インテリアの本は常に読んで情報収集している。インテリアショップもよく行く。自分たちの居場所が明確になったことで、子どもたちが居間におもちゃを広げず、子ども部屋(和室)で遊ぶようになった。(YUさん・30代)
  • お金も労力もかけずにいました。どうせ転勤するし、と思うと、現状維持がせいぜいで、引っ越す時にまとめて作業をしよう、と考えていました。(Rさん・30代)
  • 簡単に物をしまえる(突っ込める)ようにカラーボックスなどの整理棚をたくさん買った。ダンナも日々片付けに協力してくれて、使った物を出しっぱなしにすることがなくなった。床に何も散らかっていないので掃除機や雑巾がけをする回数が増えた。(SEさん・30代)
  • 子ども部屋が手付かずだったので、お友達の子ども部屋やママ住まの子ども部屋特集を参考に壁にステッカーを貼ったり、モビールを飾ったり、ぬいぐるみを並べたり可愛らしくしました。子ども達が二階の部屋で遊ぶようになりました。(MIさん・30代)
Q2. もし皆さんが結婚10周年で、ダンナ様がプレゼントしてくれるとしたら、何が良いですか?

旅行や写真などの「想い出」…45%

  • まだ、10年経っていませんがこれからの10年間たくさん家族の写真を撮って、アルバムにしてもらいたいです。(思い出が形に残る唯一の方法なので・・・)(Uさん・20代)
  • 昔、二人でアメリカ横断の車でのロードトリップ、横断できず東海岸から中西部までで断念。中西部から西海岸までのロードトリップをもう一度したい。(できれば子ども抜きの二人で)(Mさん・30代)
  • 家族旅行。自分や夫婦のためというよりは、結婚によって成しえた家族皆で喜びを分かち合いたい。(Hさん・30代)
  • 次に家族で予定している旅行のタイミングと、結婚10周年が重なるので、それで!(YUさん・30代)
  • ハワイ旅行(MIさん・30代)

自分の為の「時間」…30%

  • 一人旅in日暮里散策ツアー。(Iさん・30代)
  • 一人で過ごせる時間「子どもをずっと見ているから3日間くらい好きに過ごしていいよ~」と言ってもらいたいです。(SEさん・30代)

モノ・現金…20%

  • 現金。笑。美容に注ぎこみたいデス。(Rさん・30代)
  • 今まで一度もプレゼントをくれたことがない旦那が、ネックレスをくれました。10年間の嫌なこともチャラになるくらい嬉しかったです。(MSさん・30代)

その他…5%

  • 人間ドック受診。(Aさん・30代)
  • ずっとダイヤモンドかヴィトンのアクセサリーが欲しいと思っていましたが、子どもが生まれてから子どもにとっても使えるもの・・・と思ってました。今回のアンケートをみてリフォームも良いな・・・と思いました。(Sさん・30代)
Q3. もしリフォーム・リノベーションを考えるとしたら、
   どの場所をどのくらいの金額で変えてみたいですか?その理由も併せて教えてください。

新築時に予算の関係で諦めた造作

  • 床の建材。新築時の床は想像と違う仕上がりだったので。100万かな?あとは、駐車場のアスファルト。全体的に廃れてきたので、資金不足で諦めたコンクリート舗装にしたいです。100万で。(MIさん・30代)
  • 床材を無垢材にするか迷ってやめたので、床を張り替えたい。子どもが小さいうちは自分の意思で壁紙を決められないからと全体的に当たり障りのない感じにしたが、気分を変えるためにももう少し個性的にしてみたい。(Hさん・30代)
  • 新築したばかりなので、まだリフォームとまでは考えれませんが、今のウォークインクローゼットに特注の棚を付けたいのと、趣味&家事の部屋に特注の収納付き机が欲しいです。(予算の関係で諦めたので・・・)住宅ローンの繰上返済の予定なので、様子を見て20万位で。(Uさん・20代)

住宅性能アップ

  • 床と壁の防音対策。(Aさん・30代)
  • 窓や壁や玄関ドアなどの断熱。冬の電気代や厚着をして過ごすストレスを考えると思いきってリフォーム・リノベーションをしてもいいかなと思う。相場はわからないですが30~50万くらいなら検討したい。(Rさん・30代)

水回り(キッチン・バス・トイレ)

  • お風呂を広く、トイレを新しく、キッチンを対面に、あと1部屋増築(子ども部屋)!でもどれも価格が分からず・・。(Sさん・30代)
  • 賃貸なので考えたことはなかったけど、不満があるとすれば、キッチンとお風呂場。単純にキッチンは狭いから。パンを最近焼いたりするので作業スペースをもう少し確保したい。お風呂場は、お風呂よりも脱衣所が狭いのでスペースの確保。以前住んでいた分譲は風呂場をリノベーションし、温風・乾燥をつけてすごく重宝したので、冬の長い札幌では特にそれが恋しいかも。できるだけコストは抑えたいけどコストより業者の信用度重視。(Mさん・30代)

その他

  • 50~100万円くらいで、子ども部屋2部屋を確保したい。(狭くて良いので、ベッド、机、クローゼットはそれぞれの部屋に置けるように)(YUさん・30代)
  • 風通りが悪いので開かない窓を開けられるようにしたい。5万円くらいでできるのならやってみたい。他は特に不満なし。(Iさん・30代)
  • リノベーションよりも、「終の棲家」貯金にまわしたいと思っています。便利な立地のマンションなど。(Rさん・30代)